○日 程 | : | 2007年9月15日(土)・16日(日) |
○会 場 | : | 同志社大学 寒梅館地下1階会議室(地A)(京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103) |
○参 加 費 | : | 2,000円(懇親会参加費6,500円) |
○申込方法 | : | 次の事項を明記して、下記まで電子メール、ファックス、または葉書でお申し込みください。
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○申 込 先 | : | 321-3295 宇都宮市竹下町908 作新学院大学 司書・司書教諭課程 小黒 浩司 電子メール:oguro@sakushin-u.ac.jp ファックス:028(670)3671 |
○申込締切 | : | 2007年8月31日(必着) |
【急告】2007年度第1回研究例会会場の変更について 2007.5.26追記 明治大学が、はしか(麻疹)の感染拡大防止のため、5月25日より6月3日まで休講となりました。 このため、2007年度第1回研究例会の会場であるリバティタワーへの入講も禁止されます。 つきましては、会場を明治大学アカデミーコモン8階司書・司書教諭課程室に変更して、第1回例会を開催します。 突然の変更でご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。 2007年度第1回の研究例会を、下記のように開催します。今回は貴重な映像資料を上映します。是非ともご参加ください。 案内PDF版(168KB) ○ 日 時 6月2日(土) 14時〜16時 ○ 場 所 明治大学 ※ アカデミーコモンの位置、交通等は上記掲載の地図をご参照ください。 ○ 参 加 費 無料 ○ 申込方法 参加ご希望の方は、本研究会事務局まで、電子メールでお申込ください。 ○ 申込締切 5月27日(必着)でお願いします。 ○ 発 表 【発表1】 発表者 井上 靖代(獨協大学) 発表題名 映像にみる図書館の歴史 【発表2】 発表者 吉田 右子(筑波大学) 発表題目 20世紀前半期の公共図書館におけるメディアサービス ○ 要 旨 【発表1】 アメリカ中西部農村地域における読書運動や自己学習の支援活動として、州立大学図書館が積極的にラジオ放送や映像を活用した1930年代を背景として、第二次世界大戦後、アメリカ図書館界が、日本に対して映像としてアメリカ図書館思想を広めようとした動きがある。USIS(CIE図書館)での映画会やナムコの映写機とともに社会教育の一環として、日本各地の図書館などに貸し出され、上映されてきた映像資料群のなかに、図書館をテーマにしたものは、日本で製作された「格子なき図書館」が知られているが、そのほかに8本の作品がある。そのうち2本を実際にみながら、当時の図書館の姿を考えていく。また、日本で製作された図書館活動の記録もあわせて上映する。映像資料から図書館の文化史を探るきっかけとしたい。 ○ 上映予定作品
【発表2】 ラジオをはじめとする新たなメディアがアメリカ社会に普及し始めたのは、20世紀初頭である。図書館員は新しいメディアテクノロジーに対して敏感であり、同時代のニューメディアを貪欲に図書館活動に取り入れた。ラジオ、テレビ、レコード、映画などを利用したサービスにより、アメリカの図書館はすでに20世紀前半には「図書」館という枠組みを超えてメディアセンターとして機能していた。本発表では20世紀前半期の公共図書館におけるニューメディアの受容を、図書館サービスと図書館PR活動の実践から見ていく。またメディアの導入を支えたアメリカ図書館協会の活動について紹介する。 |
2007年度第2回の研究例会を、下記のように開催します。下記のように開催します。是非ともご参加ください。 なお、研究例会・運営委員会終了後、会場近辺で懇親会の開催を予定しています。あわせてのご参加を期待します。 案内PDF版(139KB) ○ 日 時 12月8日(土) 14時〜16時 ○ 場 所 明治大学 アカデミーコモン8階司書・司書教諭課程室 ※ アカデミーコモンの位置、交通等は上記掲載の地図をご参照ください。 ○ 参 加 費 無料 ○ 申込方法 参加ご希望の方は、本研究会事務局まで、電子メールでお申込ください。 ○ 申込締切 11月30日(必着)でお願いします。 ○ 発 表 【発表1】 発表者 河村 俊太郎(東京大学教育学研究科) 発表題名 東京帝国大学図書館の管理運営〜文学部心理学研究室を例に〜 【発表2】 発表者 膽吹 覚(福井大学留学生センター) 発表題目 藩校の蔵書目録の研究―滋賀・福井・石川・富山を対象として― ○ 要 旨 【発表1】 東京帝国大学において図書館は、大学の成立自体の特殊性もあり、独特な管理運営形態をとっていた。そこで本発表では、中央館以外の分館をも含めた当時の東 京帝国大学図書館システム全体の管理運営形態について、大学の財政制度および管理運営制度、さらには文学部心理学研究室に残されていた分館運営に関わる史 料を手がかりに検討を行う。そして、得られた知見から、大学図書館が東京帝国大学全体の中で得ていた地位、さらには、東京帝国大学図書館をその雛形として いた日本の大学図書館が大学全体の中で得ていた地位、これらがどのようなものであったかについて考察を加える。 【発表2】 藩校の蔵書目録は、藩校の文庫の実態、並びに、藩校の文庫に於ける分類意識を知り得る貴重な史料であるにも関わらず、今日まであまりその研究が進んでいないようである。本発表では、題目に掲げた4県の藩校を対象として実施した調査結果に基づいて、藩校の蔵書目録の作成目的、作成者、書型、記載事項、収載書籍数、分類法、藩校の学問との関係、奇書珍本、といった観点から、藩校の蔵書目録の総合的な分析を試みたい。 |
2007年度第3回研究例会を、西日本図書館学会との共同開催で、下記のように実施することになりました(西日本図書館学会は、2007年度図書館学セミナーとして実施します)。 例会終了後には、懇親会を共同開催します。また、例会翌日にはオプショナルツアーを計画しました。多くの方の参加を期待します。 なお以下のご案内は、2007年10月時点のものです。今後変更の可能性があることをご承知おきください。変更等については、『ニューズレター』などとともに、このウェブサイトでも随時お知らせします。 案内PDF版(発表要旨付き)(201KB) ○ 日 時: 2008年3月1日(土) 13時45分〜17時15分 ◆ 当初の予定より、日程が1週間繰り上がりましたので、ご注意ください。 ○ 会 場: 山口県立山口図書館 1階レクチャールーム (山口市後河原150-1) ○ 交 通: JR山口線山口駅より徒歩20分、または美術館前バス停より徒歩1分 山口県立山口図書館アクセスマップ ◆ 東京、大阪方面からの交通案内を掲載しています。 ○ 懇親会費: 5,000円 ○ 申込方法: 事前申込制とします。当日参加はご遠慮ください。 次の事項を明記して、本研究会事務局まで、電子メールでお申込ください。
○ 申込締切: 2008年1月31日(木)(必着)でお願いします。 ○ プログラム 13:00- 受付開始 13:45-14:00 開会挨拶 14:00-15:00 特別講演 「図書館の歴史と現在」 河井 弘志(かわい・ひろし 本研究会名誉会員) 15:15-17:15 研究発表 【発表1】 発表者 田澤 明子(たざわ・あけこ 山口県立山口図書館資料情報課主幹) 発表題名 『出納所論』に見る実践の図書館人・田村盛一について −佐野館長時代の山口県立山口図書館に始まる足跡を辿って 【発表2】 発表者 上野 善信(うえの・よしのぶ 山口県立山口図書館事業推進課主査) 発表題目 伊藤新一(元明木村立図書館長)に関する一考察 〜間宮不二雄に『生まれながらの司書(a born librarian)』と言わしめた図書館人〜 【発表3】 発表者 福永 義臣(ふくなが・よしおみ 前九州国際大学教授) 発表題目 伊東新一と『図書館』−L.Y.L.との関係を中心に− 【発表4】 発表者 小川 徹(おがわ・とおる 本研究会名誉会員) 発表題目 法政大学図書館所蔵「佐野文夫文庫」中の佐野友三郎旧蔵書について 17:15-17:30 閉会挨拶 18:15-20:15 懇親会 ◆ 会場: 山口市湯田温泉「割烹 きむら」 山口市湯田温泉3-3-13 Tel. 083-922-3800 Fax. 083-921-0260 ◆ 懇親会場へは、タクシーで移動します。所要時間は15分程度です。 ○ 要 旨 【特別講演】 私たちは、なぜ図書館の歴史についての知識が必要なのか、という問いにたいする答えをもたないままに、趣味的、現実逃避的な気持で図書館の歴史を調べることが少なくない。歴史と現在という歴史哲学の根本問題に踏み込まないまでも、図書館という限られた領域のなかで、歴史と現在がどのようにつながっているのかを、素人なりに考えてみたいと思う。 【発表1】 田村盛一(1893-1970)は明治41(1908)年、15歳で山口県立山口図書館に出納手として採用されて12年間、佐野友三郎館長の下で山口図書館の隆盛期を支えた。正に佐野の通俗図書館学校の弟子とも言える田村は、佐野の死を契機として山口を去った。沈黙を破り、図書館に関する論文を書き始めたのは青年図書館員連盟での活動からである。『出納所論』を中心に、発表論文等の資料から田村の図書館サービス論を探る。 【発表2】 伊藤新一の図書館との関わりは、明木村で図書館設置許可を受けた年(1906)からである。図書館の手ほどきをした香川政一、物心両面で支えた滝口吉良(明城)、理論的支柱の佐野友三郎、青年図書館員連盟(L.Y.L)会員等との影響は見逃せない。戦前期には、図書館普及のために50回を越える講演行脚を全国で行う一方で、予算が乏しい明木図書館の資料充実に努力を傾注している。地元での人間関係や残された資料を通して、図書館への情熱を支え続けた彼の図書館観を考察する。 【発表3】 L.Y.L.の図書館界に対する貢献は三大ツールなどのテクニカルな面ばかりではない。図書館の教育機能、わけても学校図書館の重要性を認識し、その指導:図書館的訓練、さらには改革についての意見や建言をなしている。それはJ.L.A.の答申や建言に勝るとも劣るものではない。 昭和期に入って館界の永年の悲願であった『図書館』の教科書教材化(第四期国定教科書)が実現した。しかし、館界の『図書館』に対する反応は賛否両論があった。 本発表では『図書館』に至る経緯とその背景及び伊藤新一『図書館』関係文献に基づいて、『図書館』に寄せられたL.Y.Lの声を中心に考察する。 【発表4】 法政大学図書館にこの文庫が受け入れられた経緯、そのなかにわずかながら父親・友三郎旧蔵の図書館と書物関係の本がある理由、その洋書をどのように佐野友三郎は読んでいたのか、を考えてみます。 ○宿泊の斡旋について 今回の例会については、宿泊の斡旋を行ないます。なお、懇親会会場とホテルは同じ場所です。 ・ 斡旋宿泊先 プラザホテル寿 山口市湯田温泉3-3-13 Tel.083-922-3800 Fax.083-921-0260 ・ 宿泊料金 素泊まり5,400円、朝食付き6,400円 宿泊の斡旋を希望される方は、例会の申込とあわせて、事務局までお申し出ください。直接ホテルに宿泊の予約をされた場合、上記の特別価格は適用されませんので、ご注意ください。 ○オプショナルツアーのご案内 上記第3回例会の翌日に、山口県立山口図書館、ならびに山口県文書館の見学会を行います。あわせてのご参加を期待します。 1. 日 時: 2008年3月2日(日)午前10時〜12時 2. 場 所: 山口県立山口図書館、山口県文書館 3. 内 容: 県立山口図書館の書庫、文書館の書庫、歴史的な図書館用品などの見学 4. 集合時間: 午前9時50分 5. 集合場所: 県立山口図書館玄関前 ◆ 宿泊先から県立山口図書館までの移動方法については、現在検討中です。 ◎ 会場への交通案内 2008年3月時点のダイヤが発表されていない路線があるため、この行程は現時点のダイヤに基づいております。手配の際はご注意ください。 ◆ 飛行機を利用する場合 東京羽田空港−(飛行機)−山口宇部空港−(特急バス)−JR新山口駅−(JR山口線)−JR山口駅 ・東京羽田空港( 6:50発)=ANA691=( 8:30着)山口宇部空港( 8:50発)=特急バス=( 9:24着)新山口駅( 9:36発)=JR山口線=( 9:56着)山口駅 ・東京羽田空港( 7:35発)=JAL1643=( 9:10着)山口宇部空港( 9:25発)=特急バス=( 9:59着)新山口駅(10:14発)=JR山口線=(10:28着)山口駅 ・東京羽田空港(10:05発)=ANA693=(11:45着)山口宇部空港(12:00発)=特急バス=(12:34着)新山口駅(13:02発)=JR山口線・特急スーパーおき4号=(13:16着)山口駅 ◆ 新幹線を利用する場合 東京−新大阪−新山口−(JR山口線)−山口 ・東京駅( 6:50発)=のぞみ5号=( 9:27着)新大阪駅( 9:35発)=ひかりレールスター455号=(11:43着)新山口駅(12:10)=JR山口線=(12:26着)山口駅 ・東京駅( 6:50発)=のぞみ5号=(10:52着)広島駅(11:10発)=ひかりレールスター455号=(11:43着)新山口駅(12:10)=JR山口線=(12:26着)山口駅 乗り継ぎ駅が異なる例となります。 ・東京駅( 8:13発)=のぞみ5号=(12:53着)新山口駅(13:02発)=特急スーパーおき4号=(13:16着)山口駅 |