2019 年度研究集会 終了しました


研究集会プログラムの詳細は
こちらをご覧ください。

2019年度研究集会・会員総会は石川県立図書館で開催されます。シンポジウム「図書館史研究と資料保存」,個人発表3件,オプショナルツアーが行われます。どうぞ皆様ふるってご参加ください。

(2019.08.19追記)
9月14日(土)のシンポジウム終了後、懇親会を開催します。皆様ぜひとも御参加ください。
なお、会費ならびに開始時間が『ニューズレター』のご案内と異なっております。ご了承ください。(会費:6,500円(飲物代等込),開始時間:17:30)
・懇親会会場は,県立図書館から徒歩10分程度です。

○日  程: 2019年9月13日(金)・14日(土)・15日(日)
○会  場: 石川県立図書館(〒920-0964 石川県金沢市本多町3-2-15)
○参 加 費: 会員2,500円・非会員3,500円
○懇親会費: 6,500円(飲物代等込)(会員・非会員ともに同額)
*参加費・懇親会費は,参加当日,受付にてお支払ください。
○懇親会場: 郷土居酒屋五郎八(〒920-0988 石川県金沢市木倉町3-3)TEL:076-222-5680
○申込方法: 次の事項を明記のうえ,電子メール,またはハガキにてお送りください。
  • 氏名(ふりがな)
  • 所属
  • 会員,非会員の区分
  • オプショナルツアーA・B参加の有無(オプショナルツアーの詳細は,研究集会プログラムをご覧ください。)
  • 懇親会参加の有無
○申 込 先 : ■ハガキ:〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 日本図書館文化史研究会事務局
■電子メール:office「アットマーク」jalih.jp
*上記,「アットマーク」は@に変更してください。送信件名に「研究集会参加」とお書き願います。

○申込締切 : 9月4日(木)(必着)


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2019年度第1回研究例会 終了しました

  (共催:明治大学図書館情報学研究会)


○ 日  時  2019年6月22日(土) 11時〜12時15分
○ 場  所  明治大学駿河台キャンパス リバティタワー14階 1145教室
○ 参 加 費  無料
○ 申込方法  参加ご希望の方は、次の事項を明記して電子メールでお申込ください。
          ◆ 氏名(ふりがな),所属
          ◆ 申し込み先:office@jalih.jp (日本図書館文化史研究会事務局)

○ 申込締切  2019年6月19日(水)(必着)でお願いします。

○ プログラム
 10:40-    受 付 
 11:00-11:05 あいさつ 
 11:05-12:05 発表 スティーブ・ウィット(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)
           ※発表当日は,井上靖代氏(獨協大学)による逐次通訳が入ります。
 12:05-12:15 質疑


発表要旨
  国を超えて考える(“The Transnational Mind”):図書館,読書クラブ,学術情報ネットワークを通じたグローバルな世論形成(1918-1939年)


 本発表では,カーネギー国際平和財団(CEIP)の「国際マインドプログラム」を取り上げ,20世紀前半に情報専門職や非政府組織が,国際主義運動を推進する情報の生産や普及にどのような役割を果たしたか,という点に焦点を合わせて考察する。CEIPではこのプログラムを通じて,アメリカ,ヨーロッパ,中東,東アジア,オセアニアの各地に「国際マインド・アルコーブ図書コレクション」を設置し,図書を通じて一般の人びとに国際主義やグローバリズムを普及することを図った。と同時に,CEIP は世界中の大学の国際交流クラブを支援し,国際関係・政治に関する学術書を普及したほか,国際主義や国際研究を テーマとした学術ネットワークを構築していった。本発表では,情報史と国際関係史を複眼的に検討し,この時代の国際主義者たちが国を超えた関係実現に熱意を燃やしながら,国内外で情報普及やプロパガンダ活動を展開した点について,理解を深めていきたい。
 一次資料を精しく見ると,20世紀前半の国際主義運動に図書館コミュニティが参画していたことや,図書館専門職とCEIPの双方が,図書館運動の仕組みや理想に基づいて,敬意をもってそれぞれ国際主義的な使命の実現を図っていたことが分かる。双方とも,図書館や大学の利活用をベースに置きながら,人びとが知識にアクセスできる運動を展開し,国際的な目標の前進を図った。図書館専門職とCEIPはともに,新しい国際主義を促進する象徴的かつ実用的なメカニズムとして,図書館や学術研究機関の社会的役割に依拠しようとした。そうして,国際規模で世論に影響を及ぼし,グローバルに国際主義を展開し続けることができるような,持続的で組織的な構造を生み出そうとしたのである。図書館専門職とCEIPの資源は,これらプログラム関連の国を超えたネットワークを通じて,国際的にさまざまな分野を扱う学術ネットワークを構築することを可能にした。また,ユネスコが行う公共図書館の支援や,戦後の国際主義を促進する手段としての異文化理解教育にも貢献することとなった。
 本発表では,CEIPのような非政府組織(NGO)によって唱導された,グローバルで国を超えた運動について論じ,情報の生産や普及における,NGO,図書館,学術研究機関の間の早期パートナーシップが,国を超えた新たな社会構造や展望を生み出したことを明らかにする。
 

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2019年度第2回研究例会


 昨年4月,『公共図書館の冒険 ―未来につながるヒストリー ―』(柳与志夫,田村俊作編)[
詳細]がみすず書房より上梓されました。会員の小林昌樹氏,鈴木宏宗氏(国立国会図書館)も執筆されています。本研究会ではこれまでに霜村光寿氏(実践女子大学非常勤講師)による本書の紹介をニューズレター第148号(2019年5月)へ掲載,『日本図書館文化史研究』第36号(2019年9月)へ根本彰氏(慶応義塾大学)の書評を掲載しました。
 今回の研究例会では,小林,鈴木両氏から著書の論点をご紹介いただきます。資料の渉猟から執筆編集過程に至るまで出版後の反響や書評についてもご報告をいただきます。また,霜村氏にコメンテータをお引き受けいただき,本書の意義を評価していただく予定です。多くの方々のご参加を期待しております。

○ 日  時  2019年12月14日(土) 10時30分〜12時15分
○ 場  所  明治大学駿河台キャンパス リバティタワー6階 1064教室
○ 参 加 費  会員500円,非会員1,000円
○ 申込方法  参加ご希望の方は,次の事項を明記し,電子メールでお申込ください。
          ◆ 氏名(ふりがな),所属
          ◆ 申し込み先:office@jalih.jp (日本図書館文化史研究会事務局)

○ 申込締切  2019年12月4日(水)(必着)でお願いします。

○ プログラム
 10:15-    受付開始 
 10:30-11:15 発 表  『公共図書館の冒険』の成立経緯 ―「冒険」の主語は ―
                 小林昌樹,鈴木宏宗(国立国会図書館)
 11:15-12:00 コメント 霜村光寿(実践女子大学非常勤講師)
 12:00-12:15 質 疑
 12:30-13:30 運営委員会

発表要旨
  『公共図書館の冒険』の成立経緯 ―「冒険」の主語は ―
  小林昌樹,鈴木宏宗(国立国会図書館)

 本書は「人文書」(一般読書人向け商業出版)として2016年1月に企画された。図書館史の単行本としてはめずらしい成立経緯があったため,合評会に話題を提供したい。大きく分けて,本書には書かれないメイキングの舞台裏と,刊行後の反響に焦点をあてて報告する。第一に,持谷寿夫みすず書房社長の企画書,柳与志夫氏の論点整理が,二ヶ月に一度の会議を1年以上続けることにより,どのように変化・発展したか。論点の転換だけでなく,担当替えや補充執筆者,また執筆者でない会議参加者の役割について。第二に「オルタナティブ図書館史」という仮題の由来と「冒険」というタイトル選定の経緯。さらに,一般メディア,専門メディアごとの書評の出方やその内容について。また全体とは別に,小林が個人担当した第2章,蔵書構成史について,先行研究皆無の中,どのように資料を発見していったか(古書展で発見された東京図書館蔵書目録が,どのような知見から日本最初の選書リストと解釈できたのか)。使用した写真絵葉書の資料としての可能性についても言及したい。


コメント要旨
 霜村光寿(実践女子大学非常勤講師)

 本書は,公共図書館をサービスやその他の視点で,歴史という手法を用いて別の可能性をも考えるという,特異な出発点から展開される。一般書では一般的かもしれないが,本書では歴史書で一般的な年代ごとの記述ではなく,トピックごとに章を構成していることは大きな特徴であるといえる。テーマごとのくくりは,著者たちがどのような問題意識を持っているのかが読み手に伝わり,大変記憶に残る記述となっている。
 本書で特に印象的なのは,全編を通して「もしも」という視点がかなり前面に強調されている点である。第2章で「何が読めたのか」ではなく,読めなかったものにスポットライトを当てるという視角は,王道の歴史学で語られることは少ない。また,第3章の「本が書架に並ぶまで」も,図書館サービスのなかでも比較的日の当たらない部分である。第4章も図書館と出版界の「あいだ」,第5章では「図書館員のイメージ」,第6章も貸出カウンターの「内と外」と,いずれも良い意味でマイナーなテーマであり,それでいて図書館の「日常」と密着したものである。
 本書における「もしも」の視点と,一見マイナーとされがちなテーマを取り上げることの意義などの考察を行い,コメントしたい。

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2019年度第3回研究例会



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