研究活動記録(1982年12月〜)
『図書館文化史研究』第15号(1998.9)に掲載された「研究活動記録(1982年12月〜1998年3月)」(奥泉和久氏編)をもとに,1982月12月に研究会が発足してからの研究活動をまとめてみました(機関誌を除く)。(事務局)
研究活動記録インデックス
図書館史研究会大会
第1回 第2回
図書館史を考えるセミナー
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回
研究集会・総会
第13回 第14回 第15回 第16回 第17回 第18回 第19回 第20回 第21回 第22回 第23回 第24回 第25回 第26回 第27回 第28回 第29回 第30回 第31回 第32回 第33回 第34回 第35回 第36回 第37回
研究例会
1995年度 1996年度 1997年度 1998年度 1999年度 2000年度 2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
2019年度 2020年度
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図書館史研究会大会
第1回(1982年12月12日 東京・私学会館)
1. 学問・歴史・図書舵・その教育(埜上 衛)
2. 図書館史研究の課題(松本三喜夫)
3. 社会変化・歴史学・教育史学・図書館史学―アメリカの場合―(川崎良孝)
第2回(1983年12月4日 大阪・盲人情報文化センター)
テーマ:図書館史と実践
講演 西欧図書館史の問題点―時代区分を中心として―(藤野幸雄)
1. 学校図書館史を形成するもの(塩見 昇)
2. 書籍館時代(後藤純郎)
3. 東京市立図書館における開架制の問題(清水正三)
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図書館史を考えるセミナー
第1回(1983年9月4日〜5日 名古屋・桜華会館)
テーマ:図書館史研究の現状と展望
〈第1日日〉
講演 アメリカのコミユニテイ・カレッジ(宮城悦郎)
日本図書館史研究
1. 形成期日本公共図書館の種々な様相(永末十四雄)
2. 戦後公共図書館実践史―『中小レポート』発刊20周年の意義をふまえて―(石井 敦)
〈第2日目〉
イギリス図書館史研究
1. イギリス公共図書館研究の現状(常盤 繁)
2. 19世紀イギリス公立図書館史研究(邦文文献の検討)(森 耕一)
アメリカ図書館史研究
1. アメリカにおける大学図書館史研究の動向(三浦逸雄)
2. 戦後アメリカにおける大学図書館の協力について(菊地しづ子)
第2回(1984年9月2日〜3日 東京・アジア会館)
テーマ:図書館史研究の現状と課題(第2回―「開かれた図書館」づくりの歴史的系譜をたどる―)
〈第1日目〉
第1部 大正・昭和初期の図書館活動
1. 和田万吉の図書館思想のことなど(弥吉光長)
2. 今沢慈海とその周辺―東京市立図書館の「黄金時代」―(清水正三)
3. 青年図書館員聯盟と間宮不二雄(もりきよし)
〈第2日日〉
第2部 大学図書館・国立図書館におけるパブリックのもの
(1)海外の場合
1. ドイツ:ゲッチンゲン大学図書館の歴史(津田純子)
2. フランス:国立図書館の役割(寺田光孝)
(2)日本の場合
1. 大学図書館における公開の歴史(岩猿教生)
2. 帝国図書館におけるパブリックなものについて(中林隆明)
第3回(1985年9月8日〜9日 東京・大東文化会館)
テーマ:図書館における近代とは
〈第1日日〉
図書館史における近代とは
1. 公共図書館史における“近代”の指標について(小川 剛)
2. あるナショナリストと図書館(松本三喜夫)
〈第2日日〉
図書館史における近代
1. 図書館における近代の成立―英米を中心に―(森 耕一)
2. フランス近代図書館の諸相―書誌概念を中心に―(寺田光孝)
3. 建国100年アメリカ公共図書館の展開―1876年連邦報告書の検討から―(山本順一)
4. 朝鮮近代図書飴史―植民地支配と図書館―(杉原繁治)
第4回(1986年9月14日〜15日 京都・トラベラーズ・イン)
テーマ:図書館思想の受容
〈第1日日〉
1. 戦後日本における公立図書館思想の受容(山口源治郎)
2. 解放後韓国における図書館思想の展開(宇治郷毅)
3. 中国における近代図書館思想の受容―武昌文華大学図書科の活動を中心に―(石塚栄二)
〈第2日日〉
4. 第一次大戦前後の図書館員養成教育―パリ ライブラリー スクールを中心として―(赤星隆子)
5. ドイツ近代公立図書館思想の特質と英米からの影響(河井弘志)
第5回(1987年9月6日〜7日 東京・東洋大学)
テーマ:東京の図書館―図書館史上に与えた影響の検証
〈第1日日〉
1. 国立図書館―その残した功罪(住谷雄幸)
2. 東京に生まれた図書分類表―その普及状況を探る―(鮎沢 修)
3. 東京の国立大学図書館―東大・一橋大を中心に―(田辺 広)
〈第2日日〉
4. 東京の公共図書館一東京市立図書館“黄金時代”の遺産(清水正三)
5. 三多摩の図書館・その栄光と挫折―新たな発展に向けて(戸室幸治)
6. 東京の私立大学図書館―全国の図書館に与えた影響(阪田蓉子)
第6回(1988年9月8日〜9日 神奈川・法政箱根荘)
1. 図書館発展の社会的要因(森 耕一)
2. 自由民権運動と縦覧施設(奥泉和久)
3. 山崎延吉の図書館思想―安城農業図書館の活動をめぐって―(加藤三郎)
4. 雑誌「キング」を中心に(小川 徹)
5. 私立大橋図書館の戦時中の活動(石井 敦)
6. 中井正一の市民精神―非連続の連続―(馬場俊明)
7. 李朝時代(1392−1910)の図書館(宇治郷毅)
8. 中国目録学における六朝時代(工藤一郎)
9. 大学中央図書館における学部学生のサービス(阪田蓉子)
10. 河井弘志氏『アメリカにおける図書選択論史の学説的研究』(JLA 1987)についての検討(川崎良孝)
第7回(1989年8月30日〜31日 名古屋・観光会館)
テーマ:図書館史研究の方法
〈第1日日〉
1. 国立図書館史 国の中央図書館の歴史―時代区分試論―(石山 洋)
2. 公共図書館史 日本公共図書館史の方法論(石井 敦)
3. 専門図書館史 手沢本分析の視界―大原文庫の事例から―(石井敬三)
〈第2日目〉
4. 人物研究 G.ノーデ―人物論への序論として(天満隆之輔)
5. 図書館史理論 機械可読テキストデータベースによる図書館史理論テキストの解析と解釈
―P.バトラーの“An introduction to library science”を対象に―(岡谷 大)
第8回(1990年9月1日〜2日 東京・大東文化会館)
1. 大原社会問題研究所図書室について―創設期を中心に―(石井敬三)
2. 日本図書館協会百年史の中の国立図書館史(石山 洋)
3. 日清戦争後の地方青年会と図書館活動(奥泉和久)
4. 地方図書館史研究の現状と課題(石井 敦)
5. 坪谷善四郎と明治期図書館運動(是枝英子)
6. 尾張藩校明倫堂文庫とその活動(加藤三郎)
7. 植民地期台湾の図書館(宇治郷毅)
8. 地方自治と図書館(森 耕一)
9. アメリカ公共図書館制度におけるLibrary boardsの位置(山本順一)
10. フランスにおける図書館論―NaudeからConstantinまで―(油井澄子)
11. カールシュテツト『図書館社会学』の一考察(岡谷 大)
12. 啓蒙主義から歴史主義へ―ドイツ図書館学の思想的旋回―(河井弘志)
13. 図書館における知的自由の構造とアメリカ図書館協会(川崎良孝)
第9回(1991年8月31日〜9月1日 京都・コミュニティ嵯峨野)
テーマ:戦争・検閲・図書館の自由の歴史
〈第1日日〉
1. 第三帝国時代の大学図書館(河井弘志)
2. フランスの図書館では―公権力の干渉をめぐって―(油井澄子)
3. 北京近代科学図書館の〈日本〉―ニューヨーク日本文化会館図書館との比較から―(岡村敬二)
4. 図書館と戦争責任―図書館法理念との関わりで―(山口源治郎)
〈第2日日〉
5. 十五年戦争と図書館―「読書指導」の導入の過程―(奥泉和久)
6. ホロコーストと現代の図書館―話題提供として―(深井耀子)
7. 知的自由派対社会的責任派 アメリカ図書館協会の対立:アパルトヘイトを中心にして(川崎良孝)
第10回(1992年9月5日〜6日 東京・アジア会館)
テーマ:変革期の図書館協会―日本図書館協会創立百年に因んで―
〈第1日日〉
1. アメリカ図書館協会(山本順一)
2. ソ連の図書館と図書館協会(岩沢 聡)
3. 韓国図書館協会(林 昌夫)
〈第2日日〉
4. アノ協会といわないで,オレの協会といってくれ―JLA100年の歩み概説―(石井 敦)
5. 神奈川図書館協会について(池田政弘)
第11回(1993年8月28日〜29日 名古屋・椙山女学園大学図書館)
1. 明治・大正期,地主の私設農会に設置された図書館・文庫について(小川 徹)
2. 大正期社会教育行政と図書館―川本宇之介の図書館論を中心に―(山口源治郎)
3. 大原社会問題研究所の司書たち(石井敬三)
4. 戦前・戦後の読書指導について(奥泉和久)
5. 衛藤利夫 補遺(小黒浩司)
6. Black Caucus of the American Library Associationの歩み(高島涼子)
7. 森耕一氏と図書館研究(川崎良孝)
第12回(1994年9月9日〜10日 東京・法政大学) ○日本図書館学会と共催
テーマ:転換期の図書館
〈第1日日〉 特別溝演
講演1 図書館史研究からみた“転換期”とは(石井 敦)
講演2 状況から明日(あす)へ(前川恒雄)
〈第2日日〉 個人発表
第1部会
1. 富山県における1950年代の公共図書館運動(参納哲郎)
2. 大正期福岡県の図書館政策とその推進者について(木村秀明)
3. 昭和戦前期公共図書館における館外奉仕活動の思想と実践,或いは“東亜”を駆け抜けた「動く図書館」(米井勝一郎)
4. 占領期日本における「教育の地方分権化」と図書館組織(横山道子)
5. 「自由宣言」と知る自由(中村克明)
第2部会
6. 鄭振鐸の目録学と“搶救民族文献”(工藤一郎)
7. 北アフリカにおける図書館活動の歴史的背景:フランス文化の影響(須永和之)
8. アメリカ公共図書館とテレビ・メディア:テレビ出現期を中心に(吉田右子)
9. 図書館史の意味について:ロシア図書館史を事例としての考察(小野沢永秀)
10. 17世紀末から18世紀前半におけるフランスの辞典・事典の歴史:フユルティエールの辞典を中心にして(寺田光孝)
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研究集会・総会
第13回(7月13日〜14日 大阪・大阪府立大学学術交流会館)
テーマ:図書館思想の形成
〈第1日日〉
講演 ヨーロッパ近世における図書館思想の形成(天満隆之輔)
1. 文献展望:ギャリソン著『文化の使徒』の評価をめぐって(田口瑛子)
2. 多摩地区の逐次刊行物をめぐる諸相―都立立川“雑誌”図書館の活動を基軸に―(斎藤文男)
3. ジョン・ハラムの公立図書館思想―ドミニオン・カナダ(英語系)における公立図書館の出発―(深井耀子)
〈第2日日〉
4. 韓国における公共図書館と読書運動(宇治郷毅)
5. 図書館行政と整理政策,その結果を受容した整理のツール―主に日本図書館協会に注目して―(志保田務)
第14回(1997年9月14日〜15日 東京・立教大学)
〈第1日日〉 テーマ:“私にとって図書館文化史とは”
問題提起 問題提起にかえて 日本公共図書館研究を中心に(山口源治郎)
1. (ドイツ図書館学研究者の立場から)私にとって図書館文化史とは(河井弘志)
2. (公共図書館貞の立場から)ネットワークの形成―神奈川の図書館現場にいて―(池田政弘)
3. (図書飴学研究者の立場から)私にとって図書館文化史とは(岩猿敏生)
〈第2日日〉 自由発表
4. 大学図書館の近代化とはなんだったのか(松野高徳)
5. 『ハツクルベリーフインの冒険』とアメリカの図書館界(伊香左和子)
6. 図書館史教育の方法に関する考察―図書館史概説書の比較を中心に―(小田光宏)
7. 屈指の理論家 渋谷国忠(石井 敦)
第15回(1998年9月20日〜21日 京都・京大会館)
〈第1日目〉 テーマ:最近の図書館史研究の特徴と動向
1. 最近の図書館史研究の特徴と動向:アメリカ(川崎良孝)
2. 80年以降の日本図書館史研究の特徴とその課題―最近の図書館史研究の特徴と動向:日本―(山口源治郎)
〈第2日目〉 自由発表
3. 主体形成過程における1領域としての公共図書館―アメリカ公共図書館の目的観を手がかりに―(薬師院はるみ)
4. 学校図書館法制定過程に関する一考察(泉山靖人)
5. ドイツ図書館における知的自由(津田純子)
6. カナダ(英語系)における児童サービスの黎明―トロント市立図書館年報(開館から1910年代まで)の記録から―(深井耀子)
第16回(1999年9月11日〜12日 東京・法政大学)
〈第1日目〉 テーマ:「図書館法」(1950)の現代的意義
1. 図書館法―過去・現在・未来(山本順一)
2. 図書館法制定過程におけるCIE図書館担当官の関与について(三浦太郎)
3. 国立国会図書館の設立と図書館法の成立(中林隆明)
〈第2日目〉 自由発表
1. 19世紀英国における分析書誌学の展開―St Bride Printing Libraryを中心として―(若松昭子)
2. 1954年(自由宣言)における自由の採用(中村克明)
3. 戦前における図書館員のキャリア形成(中間報告)(山口源治郎)
4. 図書館例の改正:なかんずく「附帯施設論争」をめぐって(小川 徹)
5. 1960年代の大田区立図書館(伊藤 峻)
第17回(2000年9月9日〜10日 東京・明治大学)
〈第1日目〉 自由発表
1. 世界最初の‘公立’図書館 ピーターバラ・タウン・ライブラリーの歴史をふりかえって(山本順一)
2. トロント市立図書館の児童サービス:G.ロック館長の就任から「少年少女の家」開設まで
―第一次大戦を背景に―(深井耀子)
3. 江戸時代における広域出版流通の形成と課題(大和博幸)
4. 射和文庫の設立:地域社会のなかでの機能(細井岳登)
5. 公共図書館の教育的機能に関する論議―昭和戦前期を中心にして―(泉山靖人)
6. イタリア語文献に現れた図書館―図書館人類学試論―(宍道勉)
〈第2日目〉 テーマ発表:図書館づくりの思想と実践―その歴史的検討―
1. (問題提起)図書館づくり運動の思想と実践―歴史的検討(山口源治郎)
2. 図書館づくりと市民(川島恭子)
3. 図書館づくり運動・前史―図書館史研究の視点から―(奥泉和久)
第18回(2001年9月8日〜9日 京都・京都大学)
〈第1日目〉
1. 大阪府立図書館と今井貫一(垣口弥生子)
2. 記述独立方式と森耕一:非基本記入目録方式の成立(志保田務)
3. 日本最古の図書館:「書屋」再考(小川 徹)
〈第2日目〉
4. 旧東ドイツの図書館と検閲:旧国立ドイツ図書館の『閉鎖書庫』を一例として(金城まりえ)
5. 20世紀前半期アメリカ公共図書館論の批判的検討(吉田右子)
6. パブリック・フォーラムとしての公立図書館:歴史的展開(前田 稔)
第19回(2002年9月15日〜16日 東京・アルカディア市ヶ谷,法政大学)
〈第1日目〉 創立20周年記念シンポジウム
テーマ:図書館文化史研究の回顧と展望
1. わが国の図書館史研究について(石井 敦)
2. 日本図書館史の時代区分の問題:歴史における断絶と連続(岩猿敏生)
3. 比較図書館史の方法(藤野幸雄)
〈第2日目〉 個人発表
1. ローゼンワルド・カウンティ・ライブラリーの学校図書館サービス
:アメリカ南部における公共図書館と学校との協力の試み(鈴木 守)
2. トロント市立図書館の児童サービス―少年少女の家開設(1922)からの10年
:リリアン・スミス児童部部長の年報記録から―(深井耀子)
3. 小牧共立普通図書館(長野県上田市)設立の事情とその実態(篠原由美子)
4. 図書館施設としての和室(田澤恭二)
第20回(2003年9月20日〜21日 東京・青山学院大学)
<第1日目>テーマ:レファレンスサービスの歴史と展望
1.(基調講演)レファレンスサービスの連続性と断絶(田村俊作)
2.シンポジウム:レファレンスサービスの歴史と展望
・コーディネーター:小田光宏
・レファレンスサービスの果たす役割(根本彰)
・レファレンス・サービスと情報源(阪田容子)
・レファレンスライブラリアンの養成:公立図書館の現状をふまえ(斎藤文男)
<第2日目>個人発表
1. アメリカ公共図書館におけるアウトリーチサービスの歴史(中山愛理)
2. イギリスにおける公貸権制度導入までの経緯(石田香)
3. 国立国会図書館長としての金森徳次郎(鈴木宏宗)
4. 品川縦覧館について(小川徹)
第21回(2004年9月11日〜12日 京都・京都精華大学)
<第1日目>
1.(特別講演)図書館史と図書館思想史と図書館学史(河井弘志)
2.シンポジウム:戦後公共図書館実践の再検証
・戦後図書館実践の展開についての史的考察(塩見昇)
・レファレンス・サービスの模索と実践(伊藤昭治)
・戦後公共図書館発展の背景(石塚栄二)
<第2日目>個人発表
1. 20世紀前半のドイツの公共図書館と女性(滝野晶子)
2. 学校図書館蔵書をめぐる合衆国判決群の論点(前田稔)
3. 間宮不二雄と『図書館雑誌』,『図書館研究』(志保田務)
4. ドイツの図書館史研究:現状分析(ピーター・ヴォドセク)(翻訳発表:佐橋恭子,金城まりえ)
第22回(2005年9月17日〜18日 東京・日本図書館協会)
<第1日目>(シンポジウム)図書館用品:その保存と活用
1. 図書館用品の標準化:図書館協力への展望のもとで(竹内セ)
2. 歴史的図書館用品の現状(木原祐輔)
3. 明治期,図書館用品の欧米からの受け入れと工夫の様子,その一端(小川徹)
<第2日目>個人発表
1. メアリー・レミスト・ティッコム:ブックモビル(移動図書館)のパイオニア(中山愛理)
2. 華中鉄道図書館:森清(もり・きよし)の上海時代(米井勝一郎)
3. 情報検索のための道具・機器の記録化(木本幸子)
4. 幕末公開文庫の蔵書構築:伊勢“射和文庫”の事例から(高倉一紀)
第23回(2006年9月9日〜10日 神戸・甲南大学)
<第1日目>テーマ:もり・きよし生誕100年
1. NDCの誕生とその成長過程を巡って(石塚栄二)
2. 国立国会図書館(NDL)時代のもりきよし(石山洋)
3. 恩師もり・きよし先生の遺徳:青葉学園短期大学時代(宮内美智子)
<第2日目>個人発表
1. 18世紀前半フランス王室図書館の歴史:ジャン・ポール・ビニョンの図書館政策(名城邦孝)
2. ジェシー・H・シェラについて:分類に対するシェラの見解を中心に(松崎博子)
3. 満州開拓地読書運動:中田邦造と石川県の教師達(鞆谷純一)
4. W・A・マンフォード(1911-2002)のイギリス図書館史研究(藤野寛之)
創立25周年記念 第24回(2007年9月15日〜16日 京都・同志社大学)
<第1日目>特別講演
1. 日本古代の図書館を考える(小川徹)
2. 図書館文化史と図書文化史(岩猿敏生)
<第2日目>個人発表
1. 東北帝国大学時代の田中敬に関する一考察−『図書館教育』を手がかりとして−(石川賀一)
2. ジェシー・H・シェラが学部長を務めたウェスタン・リザーブ大学ライブラリー・スクールの歴史(1904-79)(松崎博子)
3. もり・きよしの鳥取県立鳥取図書館時代(津村光洋)
4. 日本の大学図書館渕源史―帝国大学図書館の成立―(野彰)
第25回(2008年9月14日〜15日 東京・工学院大学)
<第1日目>特別講演
1. 「21世紀の図書館協力」と「本のみち」―IFLA ソウル大会に因んで―(竹内セ)
2. 本間一夫と日本点字図書館(阪田蓉子)
<第2日目>個人発表
1. 琉米文化会館の二重構造(古波蔵剛)
2. 青年図書館員聯盟の図書館革新運動と『ファシスト的公共性』:楠田五郎太の「動く図書館」を中心に(米井勝一郎)
3. スロベニア共和国「国立大学図書館」の建築について−ヨージェ・プレチュニックの遺したもの−(岡野裕行)
4. ブリティッシュ・ライブラリーの起源:国立中央図書館の役割とその意義(藤野寛之)
第26回(2009年9月12日(土)-14日(月) 伊勢・皇学館大学)
<第1日目>オプショナルツアー「近世松阪の出版・蒐書文化と伊勢商人の文庫見学」
<第2日目>シンポジウム「これからの図書館史教育と図書館史研究」 *日本図書館研究会図書館学研究グループとの共同開催
1. 報告1 省令科目をふりかえる(柴田正美)
2. 報告2 日本の図書館学関係行政命令科目における図書館史関係事項の検討:変遷と時代的特徴 (志保田務)
<第3日目>個人発表
1. 藩校文庫の運営管理に関する研究(膽吹覚)
2. ウェスタン・リザーブ大学ライブラリー・スクールの歴史:1963-72年(松崎博子)
3. 19世紀末から20世紀初頭の米国における学校図書館に関する議論の進展(中村百合子)
4. レクション形成と主題表現の可能性:ピアス・バトラーの実践を中心に(若松昭子)
第27回(2010年9月11日(土)-12日(日) 東京・実践女子大学)
<第1日目>
・オプショナルツアーA 日野市立中央図書館見学会
・シンポジウム「『市民の図書館』40年」
・シンポジウムの趣旨 (奥泉和久)
・報告1 コロンブスの卵とアルキメデスの支点(森下芳則)
・報告2 『市民の図書館』と公共図書館の戦後体制(山口源治郎)
<第2日目>個人発表
1.「市民の図書館」を実践する:日野宿発見隊の活動 (渡辺生子)
2. 第二次大戦中の中国における日本軍接収図書の研究 (鞆谷純一)
3. 伊東平蔵と東京市立図書館の設立 (吉田昭子)
4. 「『佐野友三郎訳 デイクソン英文典直訳 攻玉社蔵版』共益商社書店、明治二十年」考 (小川徹)
・オプショナルツアーB 実践女子大学図書館見学会
第28回(2011年9月16日(金)-18日(日) 岡山・就実大学)
<第1日目>
・オプショナルツアーA 津山基督教図書館見学会
<第2日目>
・オプショナルツアーB 林原美術館特別内覧
・記念講演
・阪田 蓉子(前代表)
・大学の町レイデンと本および図書館の歴史(櫻田美津夫)
<第3日目>個人発表
1. 岡山市の学校図書館と戦後新教育 (永井悦重)
2. 「黄葉亭記」の原本と写本:岡山藩主池田家旧蔵資料の構造分析を踏まえて(浅利尚民)
3. 17世紀英国における図書館の発達 (雪嶋宏一)
4. 『市民の図書館』は地方でどのように受け入れられたか:評価・反発・屈折した受容の中で 1970年代における小分館の実践(田井郁久雄)
第29回(2012年9月7日(金)-8日(土) 京都・龍谷大学大宮キャンパス)
<第1日目>
・特別講演1 寺田光孝
・特別講演2 奥泉和久
<第2日目>個人発表
1. 姉崎正治と図書館 (松田泰代)
2. 第二次世界大戦下の日系二世の読書関心を明らかにする:方法論ノート(アンドリュー・ウェルトハイマー)*英語での発表
3. 第二次世界大戦後の図書館専門指導者養成講習会におけるF. チェニーのレファレンス教育 (前川和子)
4. 占領期沖縄における図書館の沿革について:日本本土との比較を通して(漢那憲治)
第30回(2013年9月13日(金)-15日(日) 宮城・東北大学川内北キャンパス)
<第1日目>
・オプショナルツアーA1 東北大学史料館(旧東北大学附属図書館本館)見学会
・オプショナルツアーA2 宮城県図書館見学会
<第2日目>
・オプショナルツアーB 東北大学附属図書館本館見学会
・特別講演
・東北の書物・図書館文化の淵源と資料保全(泉山靖人)
・災害を超え,よみがえる仙台の文字文化:歴史資料保全活動10年の軌跡(佐藤大介)
・青柳文庫:江戸時代における蔵書の蓄積と公的貸出(早坂信子)
<第3日目>個人発表
1. 竹林熊彦と青年図書館員聯盟の図書館革新運動育 (よねい・かついちろう)
2. インドの図書館運動史:S.R.ランガナタンを手がかりに(吉植庄栄)
3. 1950年代米国の図書館員養成の実態 (長倉美恵子)
4. 学生風紀問題」と図書館選書(新藤 透)
5. 近世仙台における書籍文化(佐藤友則)
6. 被災地図書館への支援活動:いわて高等教育コンソーソシアムの活動を通じて(千錫烈)
第31回(2014年9月6日(土)・7日(日) 熊本学園大学)
<第1日目>
・特別講演1 「永青文庫史資料の世界とその可能性」(稲葉継陽)
・特別講演2 「九州における図書館学教育の歴史:西日本図書館学会の創立と司書講習の果たした役割」(佐藤允昭)
<第2日目>個人発表
・『(仮称)図書館人物事典』作成報告
・「現職者の再教育として始まった司書講習の果たした役割」(川原亜希世)
・「戦後日本における図書館情報専門職の教育史:司書・司書教諭養成および図書館情報学教育」(吉田右子,中村百合子,松本直樹)
・「明治期の「苦学」の変化の図書館論への影響:雑誌『成功』を中心として」(伊東達也)
第32回(2015年9月5日(土)・6日(日)白百合女子大学)
<第1日目>個人発表
・「全国高等諸学校図書館協議会における図書館分類をめぐる議論」(津村光洋)
・「地域の文化資源と図書館を結ぶことについての一考察」(岩井千華)
<第2日目>
・「図書館との関係からみた東京帝国大学における学術的知の形成」(河村俊太郎)
・「中央図書館長協会とその周辺」 (鈴木宏宗)
<シンポジウム>「日野市立図書館50年と現代の公立図書館」
・基調講演(山口源治郎)
・パネリスト(久保田正子,森下芳則,座間直壯,田中ヒロ)
・コーディネーター(山口源治郎)
第33回(2016年9月17日(土)・18日(日)中京大学)
<第1日目>
・「国立図書館短期大学史:図書館学・文献情報学・図書館情報学への展開過程」(吉田右子)
・「“専門職を志向しつつある”大学図書館専門職員:岩猿敏生はなにを考えどう行動したか」(利根川樹美子)
・「戦後の学校図書館司書教諭資格付与の実態と背景」(中村百合子)
<第2日目>
・「「美女と野獣」にみる読書観とその変容」(若松昭子)
・「コンラート・ゲスナーと16世紀ヨーロッパの図書館」 (雪嶋宏一)
<シンポジウム>「幕末の公開文庫」
・基調講演(倉一紀)
・パネリスト(伊藤善隆,鈴木光保,倉一紀)
・司会(中川豊)
第34回(2017年9月16日(土)・17日(日)山形県立米沢女子短期大学)
<第1日目>
・基調講演「近世日本の書物と情報:地域社会における『知』の蓄積と継承のあり方をめぐって」(小林文雄)
・市立米沢図書館見学
<第2日目>
・「床屋(理髪店)文庫をめぐって」(佐藤友則)
・「海辺の図書館:東日本大震災から活用される地域アーカイブへ」(庄子隆弘)
・「市島謙吉(春城)の図書館研究」(藤原秀之)
・「中央図書館制度の実施過程に関わる研究」(松本直樹)
・「東北帝国大学附属図書館の蔵書形成:ミュンスターベルク文庫 再構成の試み」(小川知幸)
第35回(2018年9月15日(土)・16日(日)龍谷大学梅田キャンパス 研修室)
<第1日目>
・『図書館人物事典』刊行記念シンポジウム
進行:奥泉和久(法政大学非常勤講師)
登壇者:
今野創祐「私の人物研究史―天野敬太郎研究から『図書館人物事典』執筆,テーマ史と関連した人物研究に至るまで―」
梅澤幸平「『図書館人物事典』刊行の意義」
・「滋賀の図書館振興が始まったころ何を考えたか」(國松完二)
・「図書館学教育研究グループの30年」(柴田正美)
<第2日目>
・「北米研究図書館史におけるハーバート・パトナムの役割」(松林正己)
・「『大大阪』にあらわれた図書館」(嶋崎さや香)
・特別講演「図書館史研究と図書館人物史研究」(川崎良孝)
第36回(2019年9月13日(金)・14日(土)・15日(日)石川県立図書館)
<第1日目>
・金沢市立金沢海みらい図書館見学
・金沢市立玉川図書館見学
<第2日目>
・石川県立図書館見学
・シンポジウム「図書館史研究と資料保存」(鈴木宏宗,鷲澤淑子,石川敬史)
<第3日目>
・「明治初期,岐阜県下に於ける元県学校所蔵書籍の行方 ―元岩邑県支那学校蔵書の払い下げと上納―」(膽吹覚)
・「図書館行政家としての中田邦造 ―中田邦造関係資料の利用可能性―」(小林昌樹,鈴木宏宗)
・「八幡市における移動図書館史 ―自動車文庫と移動児童館車の活動を中心に―」(石川敬史)
第37回(2020年9月19日(土)オンライン開催(Zoom)
・「自治体史から検討する学校図書館史研究の可能性:戦前期の神奈川県内の小学校を事例として」(村岸純)
・「台湾総督府時代の佐野友三郎補遺:秋間玖磨と笹岡民次郎のこと」(小黒浩司)
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研究例会
1995年度
第1回(1995年12月9日 法政大学)
『転換期における図書館の課題と歴史:石井敦先生古稀記念論集』(緑蔭書房1995年)論評(山口源治郎)
“図書館文化史”研究について(山本順一)
第2回(1996年3月16日 国立国会図書館)
国立こども図書館構想 ―過去・現在・未来―(田中久徳)
「近代日本図書館年表」の作成と課題(奥泉和久)
1996年度
第3回 (1996年9月28日 法政大学)
1. “実践的な情報入手の技法”について記した図書の現状,問題点,可能性
―図書館利用教育支援の側面から―(大庭一郎)
2. CIEと戦後日本の図書館法制(横山道子)
第4回(1996年12月21日 法政大学)
1. 国際交流基金海外日本語センター図書館視察報告(大野亜希世)
2. CIE映画「格子なき図書館」について(小黒浩司)
第5回(1997年3月8日 法政大学)
1. ハンガリー国立図書館の成立―ミラー・ヤーカブ・フェルディナンドを中心に(伊香左和子)
2. 出版法改正問題と帝国図書館(稲村徹元)
1997年度(この年度から研究例会の回数を年度ごとに変更した)
第1回(1997年6月21日 国立国会図書館)
1. 米国ニューベリー図書館の印刷史コレクション
―ピアス・バトラーによるインクナプラ・コレクション形成を中心に―(若松昭子)
2. 唯物論者の見た東京の図書館―併せて戸坂潤の図書館論を許す―(石井 敦)
第2回(1997年12月21日 法政大学)
1. 市川清流の生涯―新資料による―(後藤純郎)
2. 馬場俊明「集書院の落成時期についての一考察」(『図書館文化史研究』第14号)をめぐって(山口源治郎)
第3回(1998年3月22日 法政大学)
1. 満洲の楠田五郎太:あわせて満洲国の図書館事情について(米井勝一郎)
2.『図書館史(近代日本編)7』の編集を終えて(山口源治郎)
1998年度
第1回(1998年6月20日 国立国会図書館)
1. 日本における博物館および図書館の創設期―町田久成の国立総合博物館設立活動をめぐって―(石山 洋)
2. 永峯重敏氏の近年の論考―「黙読の〈制度化〉」(『図書館界』45-4:1993)と「明治期の公共図書館の利用者」(同誌49-5:1998)―を読んで(小川 徹)
第2回(1998年12月19日 国立国会図書館)
1. 内側から見たアメリカ議会図書館(山本順一)
2. ランガナータンの来日について(中林隆明)
臨時総会・研究発表(1999年3月13日 京大会館)
『中小都市における公共図書館の運営』と近畿地区の公共図書館(石塚栄二)
1999年度
関西地区研究例会(1999年6月18日 大阪市立弁天町市民学習センター)
○ 日本図書館研究会との共同例会
『ボストン市立図書館100年史』を翻訳して(川崎良孝)
関東地区研究例会(1999年6月19日 国立国会図書館)
1. 韓国の読書推進運動(宇治郷毅)
2. 埼玉県における移動図書館の展開(1950-1970年代)について(石川敬史)
関東地区第2回(1999年12月18日 国立国会図書館)
1. アメリカ政府印刷局をめぐる歴史―第1次大戦期〜ニューディール期を中心に―(古賀 崇)
2. 小柳屯『木造図書館の時代』(石風社 1999年),『小柳屯図書館関係レポート』(石風社 1999年)について(山口源治郎)
3. 紹介 坂本龍三『岡田健蔵伝:北日本が生んだ希有の図書館人』(講談社出版サービスセンター,1998.8)(小川 徹)
関東地区第3回(2000年3月18日 東京大学)
1. CIEにおける図書館政策と図書館担当官の役割(三浦太郎,中村百合子,古賀 崇,根本 彰)
2. ギトラー「自伝」にみる戦後図書館学導入の背景(根本 彰)
2000年度
関東地区第1回(2000年6月17日 法政大学)
1. 明治前期における「公文館」と「書籍館」―歴史人類学会編『国民国家とアーカイブズ』(1999.11)に関連して―(大沼宜規)
2. 日本図書館協会版『図書及び図書館史』の編集を終えて(小黒浩司)
3. 絵巻物に見る本と人の関わり(小川 徹)
関東地区第2回(2000年12月16日 明治大学)
1. ドイツ図書館界の動向―ドイツ図書館研究所(DBI)の廃止を中心に(三浦太郎)
2. 転換期における大学図書館運営―専任・専門職館長の意義―(宮部頼子)
関東地区第3回(2001年3月17日 法政大学)
1. 『市立図書館と其事業』をめぐって(奥泉和久)
2. 英国(イングランド)の最近の公共図書館事情(阪田蓉子)
2001年度
関東地区第1回(2001年6月16日 国立国会図書館)
1. 国立国会図書館の現状と課題(宇治郷毅)
2. 新カリキュラム下の図書館史教育:『日本の図書館情報学教育:2000』から(小黒浩司)
関東地区第2回(2001年12月15日 法政大学)
図書館史研究会発足前後のいきさつ(石井 敦)
関東地区第3回(2002年3月9日 法政大学)
1. 東京都中期計画と図書館振興政策(松尾昇治)
2. 帝国図書館と小杉文庫のことども(大沼宜規)
2002年度
第1回(2002年6月1日 同志社大学)
1. 明治海軍の文庫(森川 彰)
2. 17世紀書物を読む人々の世界(工藤一郎)
第2回(2002年11月17日 明治大学)
1. 戦後占領期におけるライブラリースクール創設の経緯(三浦太郎)
2. 岡松参太郎の図書館経営:京都帝大附属図書館・満鉄図書館(小黒浩司)
2003年度
第1回(2003年5月31日 京都大学)
1. アメリカにおける学校図書館裁判史(前田稔)
2. 岡松参太郎の図書館経営(その2)(小黒浩司)
第2回(2003年11月29日 東京学芸大学)
1. 『図書館情報大学同窓会橘会八十年記念誌』の編集を終えて(寺田光孝)
第3回(2004年3月6日 大阪府立中之島図書館・大阪市中央公会堂)
1. 大阪図書館草創期寄贈書(平野翠)
2004年度
第1回(2004年6月19日 明治大学)
1. 「司書」が何故明治期図書館専門職の名称として採用されたのだろう(小川徹)
2. 基隆と石坂荘作先生:台湾に命を捧げた偉大なる一日本人の事跡を訪ねて(宇治郷毅)
第2回(2004年12月11日 明治大学)
1. 東南アジアの公共図書館における情報サービスの進展(宮原志津子)
2. 埼玉県内公立図書館にみる施策の波及(松本直樹)
第3回(2005年3月12日 明治大学)
1. 満鉄児童読物研究会の活動(小黒浩司)
2. 児童図書館における科学あそびの歩み:1960年代後半以後の発展段階の区分の試み(塚原博)
2005年度
第1回(2005年7月2日 大倉精神文化研究所)
1. 大倉精神文化研究所,図書館の見学
第2回(2005年11月26日 桃山学院大学)
1. 二つの主記入論争:青年図書館員連盟と後継者を焦点に(志保田務)
2. 歴史研究の場としてのアメリカ大統領図書館(藤野寛之)
第3回(2006年2月25日 明治大学)
1. 奄美の図書館長:島尾敏雄(井谷泰彦)
2. バーネットと戦後占領期日本の図書館(三浦太郎)
2006年度
第1回(2006年7月1日 明治大学)
1.帝国図書館長松本喜一について(鈴木宏宗)
2.近代日本社会教育における図書館の位置づけ:乗杉嘉壽と川本宇之助に注目して(坂内夏子)
第2回(2006年12月2日 豊橋市中央図書館)
1.近世三河の文化人の蔵書について(藤井隆)
2.羽田八幡宮文庫について(田ア哲郎)
3.羽田八幡宮・文庫址見学
第3回(2007年3月17日 明治大学)
1.カリキュラム運動に見られる戦後初期の学校図書館(今井福司)
2.早稲田大学図書館員毛利宮彦の経歴と業績をめぐって(中西裕)
2007年度
第1回(2007年6月2日 明治大学)
1. 映像にみる図書館の歴史(井上靖代)
2. 20世紀前半期の公共図書館におけるメディアサービス(吉田右子)
第2回(2007年12月8日 明治大学)
1. 東京帝国大学図書館の管理運営〜文学部心理学研究室を例に〜(河村俊太郎)
2. 藩校の蔵書目録の研究―滋賀・福井・石川・富山を対象として―(膽吹覚)
2008年度
第1回(2008年7月12日 明治大学)
1. 『図書館人物伝:図書館を育てた20人の功績と生涯』「日本人編」を読む(高橋和子)
2. 2『図書館人物伝』「外国人篇」を読む(泉山靖人)
第2回(2008年12月20日 明治大学)
1. 恩師 鬼頭梓の図書館(藤原 孝一)
第3回(2009年3月20日 函館市中央図書館)
1.【発表者1】(兎内勇津流)
2.【発表者2】(藤島 隆)
3.【発表者3】(谷 暎子)
4.「岡田健蔵を語る」岡田弘子氏へのインタビュー(司会:梅澤幸平、聞き手:中山公子)
2009年度
第1回(2009年5月16日 ドーンセンター(大阪府立総合女性センター))
1. CIE図書館旧職員に聞く(豊後レイコ氏、川上繁治氏)
第2回(2009年11月28日 明治大学)
1. 図書館年表論・序説(奥泉和久)
2. 明治大学図書館蔵『検閲週報』について(小黒浩司)
第3回(2010年3月20日 日本図書館協会)「石井敦先生を偲ぶ会」
1.【報告1】木村武子(元神奈川県立図書館)
2.【報告2】伊沢ユキエ(横浜市磯子図書館・東洋大学20期卒業生)
3.【報告3】山口源治郎(東京学芸大学)
2010年度
第1回(2010年6月19日 江東区立深川図書館3階ホール)
1. 米国議会図書館所蔵の日本検閲コレクションの意義:近代発禁図書の所在を探して(大滝則忠)
2. 『深川図書館100年のあゆみ』を編纂して(西村彩枝子)
3.100周年関係資料の見学
第2回(2010年12月25日 日本図書館協会)清水正三資料」中間報告会
・報告者
松岡要・奥泉和久・小黒浩司・西村彩枝子
第3回(2011年3月26日 日本図書館協会)図書館建築の歴史を考える集い(地震の影響で中止)
1.【発表1】歴史的図書館建築研究序説(小黒浩司)
2.【発表2】書きながら考えたこと(西川馨)
2011年度
第1回(2011年7月9日 明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン8階模擬授業室)
1. 歴史的図書館建築研究序説(小黒浩司)
2. 図書館建築発展史:書きながら考えたこと(西川馨)
第2回(2011年12月17日 明治大学和泉キャンパス メディア棟M403教室)
1. 「『日本軍接収図書』について」(鞆谷純一)
2. コメント(小林昌樹)
第3回(2012年3月24日 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー16階 1164教室)
1.「作家と図書館の世界:作品に描かれた図書館と読書をひもとく」(高橋和子)
2. 「図書館はマンガ資料をどう捉えているのか」(山口美咲)
2012年度
第1回(2012年7月14日 明治大学和泉キャンパス メディア棟M508教室)
1. アメリカ公共図書館の館外サービス研究を考える:『図書館を届ける』に基づいて(中山愛理)
2. コメント (山田美幸)
第2回(2012年12月22日 明治大学和泉キャンパス メディア棟6階M610教室)
1. 東日本大震災後の図書館復興(泉山靖人,吉植庄栄,佐藤友則)
第3回(2013年3月23日 日本図書館協会 2階研修室)
1. キハラの歴史的図書館用品の収集と百周年記念事業について(木原祐輔)
2. 間宮商店の事業活動:駒大図書館誌を読む(小黒浩司)
2013年度
第1回(2013年7月13日 東洋文庫 2階講演室)
1. 西夏の書籍文化について(佐藤友則)
第2回(2013年12月21日 帝京平成大学池袋キャンパス 本館7階 701教室,702教室)
1. 自動図書貸出装置の夜明け前(小川邦弘)
2. 三田村鳶魚の図書館利用(中西裕)
第3回(2014年3月8日 大妻女子大学千代田キャンパス大学校舎 A棟 4階 450教室)
1. CIE映画と図書館:『格子なき図書館』の成立背景(三浦太郎)
2. 1950年代の移動図書館史:千葉県立図書館「ひかり号」を中心に(石川敬史)
2014年度
第1回(2014年7月12日 早稲田大学早稲田キャンパス 7号館204教室)
1. 旧早稲田大学図書館(2号館)見学
2. 早稲田大学図書「館」の歴史(藤原秀之)
第2回(2014年12月13日 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー19階 教育実習指導室(模擬授業室))
1. 日本図書館協会と棚橋源太郎(清水玲子)
2. 1950年代の沖縄における学校図書館:教師が求めた資料を中心に(杉山悦子)
第3回(2015年3月29日 千代田区役所本庁舎 4階401会議室)
1. 古書販売目録コレクションと一橋・駿河台図書館業務資料について(河合郁子)
2. 検閲本のゆくえ―公共図書館に残る「内務省委託本」―(浅岡邦雄)
2015年度
第1回(2015年7月11日 江戸東京博物館 1階会議室)
1. 江戸レファレンス回答の実際(栗原智久)
2. 常設展示室観覧
第2回(2015年11月28日 鎌倉市中央図書館 3階多目的室)
1. 旧鎌倉図書館保存運動の経過とその意義(和田安弘)
2. 歴史的図書館建築保存の意義とその活用(小黒浩司)
第3回(2016年3月12日 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー19階 模擬授業室)
1. 明治日本の「国立図書館」構想 ―東京書籍館の設立から田中稲城の登場まで―(長尾宗典)
2. 日本におけるライブラリー・ビューロー製の図書館用品(小黒浩司)
2016年度
第1回(2016年6月18日 渋沢資料館)
1. 青淵文庫・晩香蘆の見学(詳細解説付)(解説担当学芸員:川上恵様)
2. 本館書庫見学(解説担当司書:門倉百合子様)
第2回(2016年11月27日 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー19階 共同演習室2)
1. 『人物でたどる日本の図書館の歴史』合評会(中山愛理,石川敬史,山口源治郎)
第3回(2017年3月11日 日本点字図書館)
1. 「本間ノート」が語る日本盲人図書館の創設準備(立花明彦)
2. 日本点字図書館見学
2017年度
第1回(2017年6月24日 東京ウィメンズプラザ)
1. 明治・大正期における婦人閲覧室の概要について(青木玲子,赤瀬美穂)
2. 図書資料室の説明 ライブラリーツアー(解説担当専門員:大塚洋子様)
第2回(2017年12月9日 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー19階 共同演習室2)
1. 経蔵考(小黒浩司)
2. 宗教と図書館:近代日本公共図書館を中心に(鈴木宏宗)
第3回(2018年3月10日 日本図書館協会)
1. 『図書館人物事典』編集の経緯(奥泉和久)
2. 事例としての個人と図書館人物類型:『図書館人物事典』編集で考えたこと(小林昌樹)
2018年度
第1回(2018年6月30日 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー19階 模擬授業室)
1. 聖徳太子の書斎:私的図書館と図書寮について、補足:「司書」の初見(小川徹)
2. 「文庫史観」からの脱却:小川報告のコメント(新藤透)
第2回(2018年12月8日 明治大学和泉キャンパス メディア棟3階M302教室)
1. ライフヒストリーについて(高橋和子)
第3回(2019年3月16日 港区立郷土資料館)
1. 旧公衆衛生院の概要説明(港区教育委員会文化財係(区立港郷土資料館) 大江真二氏)
2. 積層書架修復工事の概要説明(日本ファイリング株式会社営業管理部第二設計課長 福山幸二氏)
3. 戦前期鋼製書架・積層書架の残存状況(小黒浩司)
4. 旧公衆衛生院見学(積層書架,旧図書室など)
2019年度
第1回(2019年6月22日 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー14階 1145教室)
1. 国を超えて考える(“The Transnational Mind”):
図書館,読書クラブ,学術情報ネットワークを通じたグローバルな世論形成(1918-1939年)
(スティーブ・ウィット(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校))
第2回(2019年12月14日 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー6階 1064教室)
1. 『公共図書館の冒険』の成立経緯 ―「冒険」の主語は ―(小林昌樹,鈴木宏宗)
2. コメント(霜村光寿)
第3回(2020年3月17日 アドミュージアム東京)
*新型コロナウィルス感染症の拡大のため中止
1. 広告史に関するレクチャー
2. 図書館見学(解説付)
2020年度
第1回(2020年12月12日 オンライン開催(Zoom)
1. 『戦国の図書館』執筆動機と,戦国期に於ける「情報伝達」の諸相(新藤透)
2. コメント(膽吹覚)
第2回(2021年3月15日 オンライン開催(Zoom)
1. 戦後の女性司書 ― 長倉美恵子の軌跡 ―(大井三代子)
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